済州島自転車ツーリング 2008/5/19〜21
                   済州島(チェジュド、チェジュとう、さいしゅうとう)は、大韓民国の済州特別自治道に属する島。火山島。人口は約55万人、面積は1,845km2。
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初めての海外ツーリングN氏と韓国済州島へ三日間とも快晴に恵まれ気温も最高で19〜21度、風もせいぜい2メートル位と絶好のツーリングとなった。
N氏曰く旅行ではなく旅をしよう。できるだけ地元の人とのふれあいをコンセプトにしようとの提案に基づいての「旅」 をスタートさせた。
私のデジカメはバッテリー切れで使い物にならず全て N氏頼り。


一日目の昼食タイム。済州空港より西へ2時間位走ったところ。

旅日記 がるさん

済州島(JEJUD)サイクリング日記 年月日  08年5月19日〜21日 コース  
済州島空港から反時計回りでチェジュド一周  
メンバー 轟正彦 がるさん

5月18日(日)
 自転車をパッキングして轟さんの車に積み込む  今回はペンション泊で二泊三日なので荷物も少ない

5月19日(月)1日目

 5時半、轟さんの車で境谷を出発し関空に向かう。6時から吹田で高速道路の工事が始まるが、早く通過したので順調に走り7時関空に到着。荷物を降ろし、轟さんは車を駐車場に持っていく。 自転車袋は22kgだったが問題なく搭乗手続きを終える。 食費、宿泊費、入場料用に2万円をウォンに換金する。

スターバックスでサンドイッチとコーヒーの朝食をとる。 9時30分発の大韓航空KE734便で、済州島に出発。機内は観光のおばちゃんたちで満席である。朝食が出る。11時20分済州国際空港到着。 空港の観光案内所で韓国語のサイクリングマップと日本語の観光案内を貰う。 コンビニ情報を聞くと、島内にはファミリーマートがたくさんあるとのこと。

  空港ビルから出て、自転車を組み立て、12時45分出発。 右側通行なので左折時に反対方向に行ってしまう。 信号のところにある行き先表示はハングル表示なので、読めずに困る。英語表示もところどころ出ているが、漢字で地名を覚えていたので、韓国読みが分からず英語表示もすぐには分からない。大きく目標をHallim(翰林)と定めて走っていく。 島内一周の国道1132号は広くてきれいな道だ。
  すぐにファミリーマートを見つけたので、昼食と飲み物を買いに立ち寄る。 「アンニョンハセヨ」 日本と同じおにぎりがあったので2個買う。飲み物はポカリスェットを買う。 「カムサハムニダ」店のおじさんもおばさんも愛想がよい。

  今日は、半日で中文まで90km走らなければならず、7時までには到着したい。病み上がりで走行に自信が無いため、見物は避け、出来るだけR1132を忠実に走る。 事前学習不足で、走っていて初めて済州島は火山の島であることに気がつく。 海岸は溶岩ばかりで砂浜が無い。畑は火山灰の土壌で島全体が火山のようだ。 涯月あたりの海岸に出たところにテーブルとベンチが備わった小さな公園があったので昼食にする。おにぎりは見た目は日本と同じだが味は韓国風だ。溶岩で出来た海岸の水は澄んでいてとてもきれいだ。 先を急いですぐ出発

R1132は片側2車線のきれいな道だ。車道の横には自転車道が設けられている。 走る自転車が少ないのか、ニンニクが多いのか、自転車道は収穫したニンニクを干す場所になっている。延々と続いていることを見ると、公認に近い容認なのだろう。 高山を過ぎた辺りから、はるか彼方に松岳山が見えてくる。 広い平野には、ニンニク以外に麦も植わっている。火山岩と火山灰でできた保水する粘土質のない土壌なので畑の水は地下水をくみ上げてタンクに揚水しているらしく、畑のあちこちに四角いタンクが見える。 松岳山への道は少し登りになっている。 駐車場から見る松岳山は柱状節理の立派な岩壁の山だ。振り返れば海もきれいなところだ。 ここまで来れば今日の宿泊地「中文」までは20kmくらいだろう。海岸道路を走る。 R1132と合流し、坂道を登っていく。 6時過ぎに中文に着く。

済州島にはファミリーマートがありそこで買ったおにぎりコチジャンが入ったような韓国風。
おなかも満たされて、さあ出発だー。
済州島は風が非常に強いところで風車が 多く見られた。
島内一周の国道1132があり道に迷う事はない。
道幅を広く 田舎に行けば車もあまり走っていない。
今はちょうどにんにくの収穫時期にあたるらしい
特に女性がよく働くのが目についた。
 
歩道を利用してにんにくを干している。おおらかなお国柄が感じられる。
島全体が溶岩のため雨が降っても川になりにくく地下に入ってしまうため、昔は井戸を掘る技術がない頃は雨水に頼っていた。はるか後方に見えるのはこれから向かう松岳山
済州島は噴火を繰り返すことにできた島。全て溶岩からできている。島の北側にはほとんど砂浜はない。
後方が松岳山
松岳山にて。ここまで登り。少々バテ気味

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