二日目は済州島城山(島の東側)日の出岬(ハクサンイルチュルボン)という世界自然遺産の街に着いた。この日に走行距離約110キロメートル。
さあーこれから宿探し。二日目の宿はハプニングを楽しもうという、N氏の案で行き当たりばったりで
決めることに「少し不安がよぎる」

そこで向かったのが交番(日本によくにている)多少なりに英語が通ずるとかすかな期待を抱いてみたが、見事に裏切られハングル語しか通じない。
そこで私の流暢な?ハングル語を駆使したが一向に判ってもらえず敗退。持って行ったハングル辞書を片手にジェスチャーで何とか判ってもらう。

旅日記 がるさん
二日目続き

日出峰麓に到着し一安心する。

さて今夜の宿探しをどこからスタートさせるか。ここにはインフォメーションが無いようだ。
  ペンションやモーテルはどの辺りにあるのかと思いながら、とりあえず警察に行って訊こうということになる。我々は韓国語がしゃべれない。
  おまわりさんは日本語が分からない。英語は通じない。
  結局おまわりさんの知り合いの日本語の分かる女性に電話して通訳してもらい一泊50000ウォン/1人のペンションを探してもらう。
  防弾チョッキを着たおまわりさん二人に案内してもらってペンションに行く。おまわりさんはペンションの管理人が何か交渉して帰って行った。

 管理人が我々に「本当は85000ウォンだがおまわりさんが50000ウォンだというので仕方なく50000ウォンにしたという。
  驚いたことに一部屋二人で50000ウォンということらしい。ラッキーと思い支払いを済ませ部屋に案内してもらう。海と日出峰が見える絶好の眺望の部屋だ。
 その後交番にお礼に行ったときにスナップ。案内してくれたお巡りさんは外出中で会えなかったが上司らしき人にお礼を述べ握手をした。訪問したことに大いに喜んでもらい 、しみじみと旅の人情(決して値切ってもらったという訳ではないが)を味わったひと時だった。カムサハムニダ


管理人に筆談して、海鮮の食堂と食品店の場所を聞いて明日の食事の買物に出かける。 パン、果物、ビールなどを買う。
  夕食はペンションと同じ経営の海鮮食堂。ヒラメ1kgとあるので500gにならないかと絵で書いて交渉するが不成立。1kg注文する。どうやら1kgの魚をさばいたようで驚くほどではなかった。刺身も野菜に包んで食べる方式だ。
  部屋に戻ってビールを飲む。飲みながら時間の経つのを忘れていろんな話をしていると11時半になってしまった。海には漁火がたくさん見える



交番から約250メートル位の宿はあった。なんと宿のオーナーと交渉してくれて一人25000ウン に なってしまった。ラッキー
二日目の宿での朝食をスーパーに買い物に出かけた。ハングルはまったく通じないが何かこの店員の女性にはやさしさ を感じた。「勝手に思っているだけ」
旅行ではなく、まさに「旅」ではないと味わえない人の情けにこのあとも何回も出会う事になる。カムサハムニダ
二日目の夕食
いさり火と月のツーショット
部屋でハイネケンビールを飲む

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